ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2008-08-15から1日間の記事一覧

『りら荘事件』鮎川哲也、講談社、1958→1992(○+)

戦後からデビューし活躍した謎解きミステリ作家・鮎川哲也の第2あるいは3長篇。鮎川氏の代表作であり、謎解きミステリの年代をこえて読まれるべき傑作でしょう。 というのも、オリジナルのトリックが用いられているからです。このトリックは結構流用されて…