ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2009-03-16から1日間の記事一覧

 『情状鑑定人』逢坂剛、集英社、1988

逢阪剛氏の初期短編集。「情状鑑定人」「非常線」「不安なナンバー」「都会の野獣」「死の商人」「逃げる男」「暗い川」のサスペンスものを中心にした7編。展開の意外性を追求したようにおぼしいのだけど、描写が少なく厚みがないため、ちょっと上滑りして…