ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2012-12-26から1日間の記事一覧

『理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性』高橋昌一郎,講談社現代新書,2008

理性の限界とは、人間が認識しうる物事はどこまでなのかを議論することらしい。本書は、シンポジウム形式で、会社員、数理経済学者、哲学史家、運動選手、生理学者、科学社会学者、実験物理学者、カント主義者、論理実証主義者、国際政治学者などが議論した…