クックの第24作目の作品。実は私はクックの筆致が苦手です。描写が薄ぼんやりしていて雑踏の中を歩いているかのように感じます。それでも手に取ってしまうのは、一瞬風景がグルリと回転する瞬間を見せてくれることがあるからです。本書もそうならばよいので…
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