ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2015-03-01から1日間の記事一覧

まさかの法廷物の名作――『試行錯誤』アントニイ・バークリー, 鮎川信夫訳,創元推理文庫,1937,1994,☆☆☆☆★

本書はイギリス黄金期の作家の1人であるバークリーの代表作といわれています。私は本書が分厚いため、購入したまま、ずっと積ん読のままだったのですが、まあひと月ぐらいかかっても良いから、毎日少しずつ読み進めようと、何の予備知識もなく手に取りました…