ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2019-04-05から1日間の記事一覧

『御手洗潔の挨拶』島田荘司、講談社文庫、1987、1991ーートリックに奉仕する設定・舞台・展開

1月後半から仕事が忙しく、長編は精神的に疲れるので日本の短編ミステリ集の中で選びました。 本書は御手洗潔シリーズの第1短編集で昔読んでいますが内容はすっぽり忘れていました。『 数字錠』『疾走する死者』『紫電改研究保存会』『ギリシャの犬』の4編…