あるブログで海老沢泰久氏の『Number』に掲載されていたサッカーのエッセイについて、ひどい内容だと紹介していました。まあ、その内容については同意なんですけど、そのスタンスは海老沢氏のエッセイと同様ひどいものでした。海老沢氏に同意できないと書けばよいのに、彼を「無知」といいきっているわけです。しかし、なんと、この筆者はF1ファンらしいんですよ。F1ファンで海老沢氏を知らないし、作品を読んだこともない。海老沢氏の『F1地上の夢』も『F1走る魂』も読んでいないらしい。20年以上前の作品だからとのこと。『F1地上の夢』を読めば、なぜホンダが近年フルコンストラクターとしての参戦再開したのか分かるのに。おそらく、彼も読んでみたら、自分は「無知」だったと恥を知ることになるのでしょう。私も気を付けなくてはならないなあと自戒したのでした。