今年の年末年始の深夜枠の連続4話セレクションの「各話の間にCMなし」のテレビ放映でやられて以来、Season6と過去の再放送を見まくってしまっています…。
警視庁の上層部に煙たがられている2人きりの特命課。政治家の瀬戸内米蔵を励ます会に出席した特命課の2人。そのホテルで亀山の高校時代の友人、兼高という男が頸動脈を切られて殺された。殺された部屋は10階の1006号室のデラックスツインルームで、逃走経路も限られ、一種の密室だった。犯人は返り血をかなり浴びたはずで、バスルームで血を洗い流し、逃走したのではないかと思われるのだが、防犯カメラに写っていなかった。いったいどのようにして逃走したのか…。
前半は、一種の密室殺人事件、後半は一転それにまつわる動機を探り出す物語になります。後半につなげるために前半の密室をギリギリのリアリティを感じる程度のトリッキーのため、あまり驚きはありません。そのため視聴者とのゲーム的要素はないものとなっています。☆☆☆というところですね。