ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『3月のライオン 2巻』『冷食捜査官 1巻』

 先月に発売されたものですが、ようやく池袋ジュンク堂で購入。どちらも意欲的で面白いです。

■『3月のライオン 2巻』羽海野チカ白泉社、2008

 雑誌の『アニマル』で読んでいます。主人公の少年もさることながら、彼のライバルや老いを迎えた対戦相手、義理のお姉さんなどのキャラが良いですね。主人公とどのような過去があるのか気になります。しかし、中年以上の男が青春にうらやましさを出しているところが露骨すぎのような気がします。もうちょっと、抑えてもよいのではと思うのですが。

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

■『冷食捜査官 1巻』とり・みき講談社、2008

 久しぶりのとり・みき氏の作品を購入しました。一種のハードボイルドSFコミックですかね。これが『モーニング』に掲載されていたときは驚きました。うーん、攻撃的。一コマ一コマの情報量が多く、読むのに一苦労。そういう作品が少なくなったので、それも心地よく感じます。

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

冷食捜査官(1) (モーニング KC)