小説がうまくコミカライズされていて、面白いです。コンパクトに小説第1巻をまとめています。松澤が生きる力がなく描写がされておりいいですね。でも、「ずっとだ」のシーンが、めちゃめちゃ好きなんですけど、ずっぽりカットされていたのは、ちょっとガッカリ。
竹宮さんの小説は、台詞が実に上手い。一つひとつの台詞が、ありきたりのものにならないよう、キャラクターが最小限の文字量で伝わるよう、時には日本語を崩してしまうなど、工夫をこらしています。だから、マンガになっても、原作の魅力がきちんと再現されています。
第1巻・2巻・4巻は書店で見つけることができたのですが、第3巻だけはどこに行ってもありません…。ネットで注文するよりないんですかね…。
■『わたしたちの田村くん 1巻』竹宮ゆゆこ・倉藤倖、メディアワークス、2006
- 作者: 竹宮ゆゆこ,倉藤倖
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/12/16
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■『わたしたちの田村くん 2巻』竹宮ゆゆこ・倉藤倖、メディアワークス、2007
- 作者: 竹宮ゆゆこ,倉藤倖
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06/27
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