ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

 『青い花 1〜4巻』 『GIANT KILLING 11巻』

■『青い花 1〜4巻』 志村貴子太田出版

 最近、いくつかのアニメを視聴してるのですが、今期でもっとも面白いのが、この『青い花』。毎回、楽しみにしていたのですが、続きが気になってしまったための購入です。マンガを読んでみますと意外と描写があっさりしていて、アニメは原作の雰囲気を壊さず、台詞と台詞、コマとコマの間(ま)をうまくつないでいることがわかります。

 また内容についてですが、こんなにナレーションや台詞で説明しないストーリーの転がし方をするマンガ家さんがいるのかと感心しました。そんなことをしているのは、吉田秋生さんぐらいしか思いつきません。

 ということは、吉田秋生さんの『BANANA FISH』も、このアニメスタッフにアニメ化すれば素晴らしい作品になるでしょうね。

青い花 4巻 (F×COMICS)青い花 3巻 (Fx COMICS)青い花 2巻 (Fx COMICS)青い花 1巻 (F×COMICS)

■『GIANT KILLING 11巻』 綱本将也, ツジトモ講談社、2009

 11巻は川崎戦の後半+東京V前哨戦。ベテランに焦点を当てるなど面白いんですけど、だんだん単調になっていているのが気になります。

GIANT KILLING(11) (モーニング KC)

GIANT KILLING(11) (モーニング KC)