「なぜあなたは太り、あの人はやせるのか」「教師の質はなぜ低下したのか」「セット販売商品はお買い得か」「銀行はなぜ担保をとるのか」「お金の節約が効率を悪化させる」「解雇規制は労働者を守ったのか」などの問題について、27のケースごとに、経済学の視点からその原因を分析させたもの。ネタ本として愉しい。
政治や制度がどのように決められていくかを考えると、最終的には経済学に行き着くか、あるいは経済学を無視することはできない。だから、勉強しようと思うのだけど、一つの問題に3つ以上の関連要素がからむと、頭の中がごちゃごちゃしてきて、どうしてもわからなくなってしまいます。
- 作者: 大竹文雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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