ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

 『ピアノの森 16巻』 一色まこと、講談社、2009

 ショパン・コンクールの続きで、まだ第一次予選でカイの演奏から合格者発表まで。雑誌で思い出したように連載されていたときは、なかなか進まないなあと思っていましたが、こうして炭坑暮雲に一冊でまとまってみると、それを感じさせません。

 コンクールでストーリーをつくり、それに応じて過去のエピソードを挟んでキャラを立てる方法は、『テレプシコーラ』や『咲―saki』と同じですね。まあ、芸術系バトルマンガというものですね。

ピアノの森(16) (モーニング KC)

ピアノの森(16) (モーニング KC)