ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『百姓貴族』荒川弘,新書館,2009/鋼の錬金術師 24巻』荒川弘,スクウェア・エニックス,2009

■『百姓貴族』荒川弘新書館,2009

 荒川弘さんの新刊2作。何かの広告を見て即購入。農業マンガというから、メチャクチャ期待したけど、アトランダムにエピソードが並べられているため、全体の印象がちょっと散漫。できれば、時系列にしてもらえると、一つ一つのエピソードにつながりがもてるのだけど、それは2巻以降に期待です。

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

■『鋼の錬金術師 24巻』荒川弘スクウェア・エニックス,2009

 『鋼』で気になっているのは、「人柱」の意味を物語のクライマックスできちんと爆発させることができるか、につきます。間違いなく、きちんとアルたちを人柱にしてくれるでしょう。その上で大団円で終わらせる。それができれば大傑作になりますね。荒川さんは連載当初から用意しているようですけどね。

鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)