ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『GIANT KILLING 13巻』『神のみぞ知るセカイ 7巻』『バクマン。 6巻』

 最近購入した新刊マンガ。他にもあるけれど、それらは後日に。

■『GIANT KILLING 13巻』ツジトモ講談社,2010 
 比較的ゆったりした展開にもかかわらず、一つひとつのエピソードを十分に消化しきれないうちに、次のエピソードに移っているところが気になる。椿君について伏線をはっていますが、どのようにして才能を開花させるのかが楽しみですね。

GIANT KILLING(13) (モーニング KC)

GIANT KILLING(13) (モーニング KC)

■『神のみぞ知るセカイ 7巻』若木民喜小学館,2010 

 あの二重人格のような設定は、どうしても「アロイス」を思い出す年寄りの私です。

神のみぞ知るセカイ 7 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 7 (少年サンデーコミックス)

■『バクマン。 6巻』大場つぐみ小畑健集英社,2010 

 『TRAP』を連載する二人。人気が出てきて絶好調だが、真城が手術が必要な病気で入院してしまう。大したことがないと、病室に原稿を持ち込んで連載を続けようとする真城だが、編集長は連載中断の断を下す。それに反対した彼らの仲間のマンガ家たちはいっしょに連載ボイコットをするのだが…。

 そういえば『このマンガがすごい!2010』のお二人のインタビューは面白かった。昔『ジャンプ』はあのような取材は受けていなかったことを思い出しますね。内容ですが、今の時代、体調が悪くなれば休載するのは大人の判断として当然ですよね。むしろ、後半の人気がなくなってきてテコ入れを繰り出すところが面白い。

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)