ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『GIANT KILLING 15巻』『capeta 22巻』

■『GIANT KILLING 15巻』ツジトモ, 綱本将也原案・取材協力,講談社,2010/05

 達海の現役時代の続き。ETUの中心選手である達海は日本代表選手としても注目されていく。そのような達海を売り出したいETUのオーナーは試合にゴールを義務づけたり、CMに出演させたりする。達海の特徴は個人技ではなく、チームを活性化させることと考えていた笠井は反感をもつのだが、達海は激しいマークがされていた試合で2ゴールをあげる。若き日の笠野、村越、後藤とともにサポーターの世代交代、そして達海の訪れる悲劇の予感を感じさせてくれる。

GIANT KILLING(15) (モーニング KC)

GIANT KILLING(15) (モーニング KC)

■『capeta 22巻』曽田正人講談社,2010/05

 全日本F3第7戦もてぎの本戦でカペタは、チームのメカニックの協力、レインタイヤの選択、コース取りなど対策を尽くした結果、ついにF3で初優勝する。しかし竹森はカペタにワークスチームへの移籍を促すも、カペタはワークスに移ったからといってチームの協力を得られる保証はないという理由で拒否をする。ラストまで参戦するための資金繰りに行き詰まったノア・竹森はスポンサーの協力を得ようとする。

capeta(22) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

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