なぜかオタク臭が少ないオタク物語第4巻。めちゃめちゃ面白いです。とくに『炎の転校生』に至るまでの思考過程がきちんと描かれているところ。このような考え方は、誰もがもつものですから、非常に共感を呼ぶでしょうね。学園マンガだからこそ受けていると覚醒する主人公が、まわりの友人には学園マンガは面白いと共感するのですが、オタク友人には、以下のように言われて、大爆笑っす。
友人「なんでそんなもん描かなあかんねん?」
友人「そうだよ。面白くないよ、そんなん!」
主人公「あれっ!?」
友人「宇宙も怪獣もヒーローも出てけえへんやん!」
友人「変身もせいへんのやろ!?」
主人公「いや…そりゃあ……学園モノだから……」
友人「あかんわー、戦って勝つやつやないとよう読まれへんわ――」
友人「TVや映画になった時メッチャつまらんで――!」
主人公『ううっ、こいつらと話してると落ち着く…! 言ってることが全部正しいと思えるよ』
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/06/11
- メディア: コミック
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