ここのところマンガばかりの感想ですね。活字も読んでいるんですけど。今読んでいるものは分厚いせいか時間がかかって、なかなか終わらないのです。
■『さよならもいわずに』上野顕太郎,エンターブレイン,2010/07
新聞か何かの書評で挙げられていて頭に残っていたこと、偶然書店で面出しで置かれていたところに目についたことから、中身を読まずに購入。上野氏はたぶん『モーニング』(その頃は週刊誌ではなく月2刊だったかも)のデビュー作を読んでましたが、私はこの手のギャグマンガは不得手なので、読んでいる雑誌に掲載されていると読むという程度の読者なのですが。内容は上野氏の妻の突然死をたんたんと記した物語である。とにかく哀しみが全体を覆っていて、その後のことを言及している、まえがきがなければ安心できないほど。
- 作者: 上野顕太郎
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2010/07/24
- メディア: コミック
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■『志村貴子作品集 かわいい悪魔』志村貴子,太田出版,2010/09
タイトル通り短編集。実をいうと、私には志村さんの作品の魅力が十全にはわからない。いつも省略が多すぎるようにもどかしく、そしてあっけなく感じる。しかし、この惹かれてしまうのは何故なのだろう?
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2010/09/16
- メディア: 単行本
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