ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『勝つために戦え! 監督篇』押井守,徳間書店,2010

 前作は読んでいないのですが、本書の続編が書店に新刊に並んでいて、少し読むとやけに面白いため、気軽に読めるインタビュー集として2冊を購入。押井氏がキャメロン、三池崇史手塚治虫ヴェンダース北野武ヒッチコックなどをテーマに映画監督論を語るもの。インタビュー集なので堅苦しい論理展開されているわけではないのですが、気軽に語ってるため、素直に少し踏み込んだというか暴走気味になってるのが面白いです。「勝つ」ということを「映画を撮り続けること」としてるのが、興味深い。

勝つために戦え!〈監督篇〉

勝つために戦え!〈監督篇〉