その5名はネット上で知り合っただけで、お互いの顔も声も本名も知らない。彼らは実際に殺人を犯し、連続殺人、アリバイなどの謎を提示し、他のメンバーがその真相を推理しあうという「殺人ゲーム」を始めた。
中途で解説されているように、犯人が分かっているのでコロンボ形式の連作短編ミステリ集といってもいいでしょう。とくかく文章のテンポがよいため、スラスラ読むことができます。☆☆☆★といったところです。
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01/15
- メディア: 文庫
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