ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『バクマン。』など

■『バクマン。 10巻』小畑健, 大場つぐみ集英社,2010/10

 連載会議のシーンが興味深い。今までに連載が立ち上がるシステムは説明されていましたが、決議が覆されるところなどドキドキしましたね。

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)

バクマン。 10 (ジャンプコミックス)

■『capeta 23巻』曽田正人講談社,2010/10

 曽田さんのなるべく説明しないようにするストーリーテリングは、毎回うまいと感銘します。一回あたりのページ数が多い月刊誌に合っていますね。しかし、ブラックなキャラがまったく出てきませんなあ。いま改めて考えたら、『シャカリキ』以来、曽田さんの作品には絶対的な悪役が現れないですね。

capeta(23) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

capeta(23) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

■『GIANT KILLING 17巻』ツジトモ, 綱本将也講談社,2010/10

 うーん……展開が遅くてね。

GIANT KILLING(17) (モーニング KC)

GIANT KILLING(17) (モーニング KC)

■『鋼の錬金術師 27巻』荒川弘スクウェア・エニックス,2010/11

 いよいよの最終巻。アニメも含めて堪能いたしました。素晴らしい作品だと思います。

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

■『3月のライオン 5巻』羽海野チカ白泉社,2010/11

 泣きましたよ。泣かされましたよ。大の大人が。

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)

■『アオイホノオ 5巻』島本和彦小学館,2010/11

 たいていの人と同じようにイライラしましたが、面白い。『ドラえもん』のアニメ開始はあんなようなとらえられ方だったのか……。私は『コロコロ』で『ドラえもん』人気上昇からアニメ化へ至るムーブメントを体感していましたから、あのアニメ化は『コロコロ』の読者が実現させたことを知っています。

アオイホノオ 5 (少年サンデーコミックススペシャル)

アオイホノオ 5 (少年サンデーコミックススペシャル)

■『ピアノの森 19巻』一色まこと講談社,2010/11

 面白いです。

ピアノの森(19) (モーニング KC)

ピアノの森(19) (モーニング KC)

■『リバースエッジ大川端探偵社 2巻』ひじかた憂峰, たなか亜希夫日本文芸社,2010/11

 作者たちの最良の作品とは言えないのが残念なのです。

リバースエッジ大川端探偵社 2巻 (ニチブンコミックス)

リバースエッジ大川端探偵社 2巻 (ニチブンコミックス)