ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

尋常ではないキャラ立ち――『ロスジェネの逆襲』池井戸潤,ダイヤモンド社,2012

 正しくはミステリではなくエンタメです。前作の続きで、主人公の半沢直樹が証券会社に出向されたところから始まります。面白いです。一つひとつの台詞がテレビドラマと同じ配役、リズムで脳内で再生されました。

 しかし、この人たちは本業をほっぽり出して(そんなことはないのですが)、働いていないで何してるんだろ、と少しむなしい気分にもなりましたが。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲