このスレが面白かった。ブックオフはこのところ売り上げが落ちてきていると聞くと、そういえば私もブックオフに行ったものの本を購入することが少なくなりました。ようするに、ほしい本がないんですね。
私は、ブックオフではマンガは購入せず、文庫や専門書がもっぱらの者なのですが、ここ数年はそれらが定価からあまり値引きされていない(たとえば、3000円の本が2600円の値付け)ので見つけても購入せず、新刊あるいはアマゾンのマケプレを利用してしまっています。
文庫ではそのようなことはなかったのですが、文庫も定価の6~7割ぐらいで高く、しかもなかなか100円落ちしない。そうすると購入しなくなりますね。
また、中古品の取り扱いがCDやDVDまでは良かったのですが、大型店ならともかく中型店でテレビなどのスペースのとる電化製品やフィギアなどを取り扱うようになってから、本のスペースが減らされて、それとともに、少部数の本、売れないと思われている本から取り扱いがされなくなっているように思います。
本というのは、そのような中~少部数の本がほとんどで、それで売り上げを成り立たせないと経営的に難しいはずなんですよね。出版社の売り上げ構成でも、ベストセラーも大切ですが、少なくてもコンスタントに確実に売れる商品が多くそろってこそが販売部数的に大切なんで、それは書店も古書店も同じと思うんです。
かつてブックオフは、古書店が捨ててしまったものを、本の差別をすることなしに、一律に販売することで、スクリーニングコスト・人件費を減らし、効率的にして、成功したはずなんです。それによって、ビジネス書が古書として注目されるようになったりしています。
どんな本を買い取って、それから数か月は半額で、それから数か月経って売れないものは100均で扱う、さらに数か月で廃棄するというルールがあったはずです。その原点に戻ってくれないかなあと思います。そうすれば、専門書を持ち込む人が増えるはずですし、棚がもっとバラエティになるはずなんですよね。その原点に戻っていただけませんかねえ。