ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『アマゾンの料理人―世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所』太田哲雄、講談社、2018

 先日、「激レアさんを連れてきた。」で放送された料理人の自伝的エッセイ集。内容的には「激レアさん」というよりも「クレージージャーニー」に近いけど、著者が非常に楽天的で、普通の人なら苦労としてじくじく記せるところをさらっと「こんなことがあった」というかのように書き流す。あまり自慢をしたくない人なのだろう。料理人のことはわからないけど、ここまで行動力があることが非常に羨ましい。

 文体は典型的なライターのもので、非常に読みやすいのはグッドです。 

アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所

アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所