ホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズの第2作目の作品。以前も書いたけどホロヴィッツのミステリは非常に細かくて目が離せないのだけど,つい目を離してしまって,内容がわからなくなってしまって,最後は不完全燃焼になってしまいます。
本書も今月の初旬から読んでいたけれど,少しずつ日にちをかけて読んでいたら,伏線らしきものもつかむことができず,同様の結果になってしまいました。また,ホロヴィッツのトリックは,これと言い切ることができず,従来のものを細かく裁断して,組み合わせたもので,クリスティのハイブリッド版といってもよいものなので,強烈な印象に残らない。
というわけで,☆☆☆★というところです。まったく犯人がわからず…でした。