- 作者: 赤坂真理
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: 新書
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インターネット上で作者本人のインタビュー記事や紹介記事を読んで興味をもちました。とくに,一部があの『電波男』に対する女の言い訳が書かれていると聞いては読まずにはいられません。
感想はといいますと,女性の社会的な受難が男の私にも分かりやすくきちんと書かれていること,また女性誌になぜ年齢別のライフスタイル総合誌があるのか(男性誌は趣味雑誌になってしまうので総合誌はないというか失敗している),なぜ読者モデルという存在があるのか,なんとなく分かりました。非常に参考になりました。
でも,この2倍の分量が欲しかったですね。新書という分量的な縛りがあったためか,印象で語ることが多く,エビデンスが足りません。肝心の解説も省略しまくりだし。もっと饒舌に語るべきだと思うんですけどねえ。