2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
何かの書評で興味をもって読んだもの。私の多くない経営学の知識でいうと、本書はドラッカーのいうイノベーションをどうしたら起こせるのか、その実践から理論を導くものなのかと思いました。経営学の書籍はほとんど読んだことがないけど、これは斬新なので…
1985年にNHKブックスから出版された書籍の文庫化。25年以上経っているのですが、中身はまったく古びておらず、内容の分かりやすさに感動しました(というかNHKブックスはそんな昔からあるのか)。 山鳥先生は神経心理学の大家で、本書は言葉・知覚・記憶の障…
人間行動科学の入門書。一つの絵が二通りに見えるのは何故か、音声を録音したテープを逆に再生しても、例えば「だまされる」を「るれさまだ」と聞こえないのは何故か、二つのものが同じ重さでも同じ重さに感じないのは何故か、など実験や現象を提示して、そ…
コリン・デクスターの7作目の作品。なんと舞台は年末大晦日にホテル行われた仮装大会です。その優勝者が仮装したままホテルの一室で殺されたところを発見されたということで、これは日本のコミケなどでも流用できる舞台ですね。もう既にあるのかもしれません…
京極氏の「弔堂」という古書店を舞台にした連作短編集。「臨終」「発心」「方便」「贖罪」「闕如」「未完」の6編。 舞台は明治時代。二葉亭四迷が『浮雲』を出版した頃。京極氏の作品は全部は読んでいないものの、初期作から中期までは読んでいる者としてで…