2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
本書は、『秘密の花園』『嵐が丘』『レベッカ』を引き合いに宣伝された『忘れられた花園』で評判を得た作者の最新作。私はこのような人間関係を主題とする作品が苦手なので、『忘れられた花園』は気になりつつも手に取らなかったのですが、何故か本書は手に…
フロイトは大学時代に『精神分析入門』『夢判断』を新潮文庫で読んで以来です。10年くらい前に知り合いの勧めで、一冊何か手にとったのですが、まったくチンブンカンブンで難しかったため、中途で投げ出してしまいました。そういえば『夢判断』って、いつの…
もうこの歳になりますと、同じマンガのシリーズは質の高いものを年に1〜2冊発行してもらうのが、生活ペースにあいます。年1冊で6年間で6冊完結ぐらいがちょうど良いです。本シリーズはそのような理想的なペースでしたが、前の巻から本巻にまでは少し時…
クール&ラム私立探偵事務所シリーズ全29作中第16番目の作品。刊行から50年以上経っても読みやすさは変わりません。翻訳がこなれているのと、この時代の特有の平仮名の使い方のためでしょう。この平仮名の使い方ですが、例えば以下のとおりです。この漢字の…
『湯けむりスナイパー』と同じようにテレビドラマ化されましたが、その決定が報道されたときは驚きました。本作はあまりキャラクターもドラマがなく、エピソードだけなので、テレビドラマにするには持たないと思ったからです。それでも、『湯けむり』のよう…
スウェーデンミステリの『死刑囚』のコンビの第5作目の作品。刑務所潜入モノです。実はこの作家は『死刑囚』で十分だ、もう読むことはないだろうと判断していたのですが、昨年評判になって気になったので手に取りました。 前半はじわじわ設定を組上げていく…
本書は、実際の戦術をネタにして解説していますが、ピッチのイラストがほとんどなく、フォーメーションやプレイを文章で説明しているため、テレビなどで見たことがあるゲームやシーンでしたら中身が理解できるのですが、見たことがないことも結構あるので、…