ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『大聖堂〈中〉〈下〉』ケン・フォレット, 矢野浩三郎,新潮社,1989→1991

中巻でようやく大聖堂の建築に着手します。先はまだ長いです。とにかく長かった……。今回、ソフトバンク文庫ではなく新潮文庫の上・中・下巻だったのですが、各巻およそ600頁で全部でおよぞ1800頁。出張があったので、新幹線の往復もありましたが、読んでも読…

『大聖堂〈上〉』ケン・フォレット, 矢野浩三郎訳,新潮社,1989→1991

最近、ソフトバンク文庫版も出版されていますが、あえて新潮文庫版をブックオフで購入。長くて長くて、とりあえず上巻を読んだところ。4〜5年ぐらい前に友人から「とにかく面白い」と語られて、いつか読もうと購入していたのですが、あまりの長さに積ん読…

『ツチヤ教授の哲学講義』土屋賢二,岩波書店,2005

ツチヤ教授が大学一・二年生の学生を対象にした講義をもとにした哲学入門書。非常にわかりやすい。ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ベルクソン、デカルト、ウィトゲンシュタインなどについて、シンプルに具体的な例を挙げて語られています。ツチヤ教…