晩餐の誓い―レイドロウ警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: ウィリアムマッキルヴァニー,William Mcilvanney,中村保男出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1994/01メディア: 新書この商品を含むブログを見る マッキルヴァニーの『夜を深く葬れ』…

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1999/01/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 39回この商品を含むブログ (108件) を見る まあ，退屈で退屈でしょうがないんですが，必死こいて読み続けました。第三巻に引き続…

原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2007/02/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (68件) を見る ツルツル読むことができる実用書です。平明な文体，ポイントを外さない目次項目，明…

都市伝説セピア (文春文庫)作者: 朱川湊人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (58件) を見る 都市伝説をテーマにした短編小説集。少しホラーめいています。16歳の頃，見世物小屋で見た“河…

ああ探偵事務所 11 (ジェッツコミックス)作者: 関崎俊三出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2007/02/28メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (25件) を見るああ探偵事務所 12 (ジェッツコミックス)作者: 関崎俊三出版社/メーカー: 白泉社発売…

鋼の錬金術師 16 (ガンガンコミックス)作者: 荒川弘出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2007/03/22メディア: コミック購入: 4人 クリック: 41回この商品を含むブログ (279件) を見る 私は，ファンタジーダメダメ人間で受け付けないのですが，『…

キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか (幻冬舎文庫)作者: 北尾トロ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (41件) を見る 前々から，やってみたかったけど，できなかったことを，やってみた…

新聞やテレビなどのマスコミ報道にミスがあり，いい加減だとひとくさり批判したエントリのすぐ後に，別のマスコミ報道を引用してコメントをするブログがよくあるが，あれは一体何なのだろう。自己矛盾を感じないのだろうか？ 新聞記事なんて，個人の主観で書…

スノウホワイト グリムのような物語作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/11/30メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 14回この商品を含むブログ (67件) を見る 「グリム童話」からインスパイアされて作られたお話の短編集。『トゥルーデ…

雷鳴の中でも (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-4)作者: ジョン・ディクスン・カー,永来重明出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 謎解きミステリの巨匠，カーの晩年の作品。フェル博士もの…

『ロング・グッドバイ』の一人目の殺人は，一瞬，アレかな，と思った人沢山いるんじゃないかなあ。チャンドラーもそのあたりよく知っていて，わざとやったんだろうけど。 プロットも骨格だけみると，案外，『マルタの鷹』の変形バリエーションで，ハードボイ…

昨日のエントリの続き。『異界を覗く』所有の「「異界論」・「異人論」は学問の交差点」のなかで，小松先生（と思わず「先生」という敬称を付けてしまいました）は，異人および異人研究を以下の４つのグループに分けています（おそらく上記の分類は，小松先…

異界を覗く作者: 小松和彦出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 1998/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 異人・異界・妖怪研究について書かれた論文集です。普通とは何か，異人とは何かが書かれているような気がするというか，それが知りたく…

昨日のエントリを書いた後思ったことですが，「ハードボイルド」という言葉は，死語なんですね。ある程度，古い人間でないと誰も知らない言葉。いや，本当に死語なのかな。定着したことすらない言葉なのかもしれないですね。ミステリ小説好き以外に知ってい…

私のハードボイルド―固茹で玉子の戦後史作者: 小鷹信光出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (23件) を見る 昨日までの日記であのようなことを書いたのは，本書を読んでいたからです。本書は，ハー…

海外翻訳ミステリは，リアルタイムに翻訳されるものと，タイムラグがあって何年か経ってから紹介されるものがあります。まあハリーポッターのようなベストセラーはすぐさま翻訳されるわけですが。『長いお別れ』でも本国で出版されて，日本ではその４年後に…

「あしたのジョー」をリアルタイムに読んだ人のエッセイに「『あしたのジョー』は力石が死ぬまで。それ以降は付け足しに過ぎない」というようなことを書いてあるのをいくつか読んだことがあります。私は「ジョー」が完結した後に，アニメやマンガで入門した…

若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか作者: 渡邉正裕出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2007/02/23メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 5人 クリック: 111回この商品を含むブログ (63件) を見る 徹底的に現役社員にインタビュー調査を行って，その…