ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉』押井守、徳間書店、2010/09

前作『勝つために戦え!〈監督篇〉』が好評だったための続編。押井氏の監督論を述べたもの。海外オタク編がリドリー・スコット、キューブリック、コッポラ、ルーカス、スピルバーグ、ロジャー・コーマン、ティム・バートン、タランティーノなど。海外巨匠編が…

『毒蛇の園』ジャック・カーリイ, 三角和代訳,文藝春秋,2006→2009

『百番目の男』『デス・コレクターズ』に続くジャック・カーリイの第3作目の作品。前2作とも非常に面白く愉しませて頂きました。とくに『百番目の男』はストーリー展開にぎこちなさがあったとはいえ、あの愛すべきヘンタイネタは私のこころを強く打ちまし…