2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
バーサ・クール&ドナルド・ラム・シリーズ全29作中23作目の作品。なんと原著が発行されたのと同じ年に翻訳が発行されています。現在ですと『ミステリガール』が映画に合わせて本国で発行前に日本で先に発行されていましたっけ。それだけ人気だったのでしょ…
発売当初、書店で見かけて気になっていた新書です。それは長期の休みはなかなか取れないものの、土日合わせて3日ならば仕事のスケジュールを計画的に進めることができれば、結構計画的に休日がとれるので、その間だけでも旅行ができるなあと思っていた矢先で…
2011年、第31回横溝正史ミステリ大賞受賞作。新人賞ながら2012年版の「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」で第6位に選ばれた作品です。綾辻氏、北村氏、馳氏が絶賛しているのも気になって手に取りました。 冒頭から体言止めが多く出てく…
地方のブックオフで見つけた岩波文庫のワゴンセール。各200円でした。おそらく1人の読書家が亡くなったかのでしょうか。ごっそり売られてしまったのでしょうか。たくさんあったものの、私が探しているものはありませんでした。マケプレにも出てこないし、コ…
『湿地』で本邦初紹介されたインドリダソンの『湿地』に続く作品でシリーズ4作目のCWAゴールドダガー賞/ガラスの鍵賞同時受賞作品。原著は2001年発行ですから10年以上前ですね。もし当時翻訳されていたのでしたら、サイコミステリに分類されて、あまり評価さ…
時系列的には、本編『6』と次に発行予定の『7』に当たる短編集。主人公がそれぞれ千波(と香子)の「AFRICA」、柳澤の「ユア・アイズ・オンリー」、さらに香子の「束の間の越境者」の3篇。まあまあ面白かったです。 しかし何故私がこのシリーズにイマイチの…
自費出版を専門に手がける出版社を舞台にした話題作。自費出版ビジネスとはどういうものか分かります。これがリアルなものか確信をもっていえませんが、私も「きちんとした原稿を書かないにもかかわらず、どうして本を出版したがる人が多いのだろう」と愚痴…