「脳は孤立した存在ではなく、身体を支配し、逆に身体に支配されます」(5ページより)という、いわゆる認知心理学(でいいのかな?)の入門書。「身体(姿勢、感覚器)を通した外界との相互作用の経験の総体=順応の過程」を意味する「脳の来歴」が重要であるという考え方が面白いです。
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)
- 作者: 下條信輔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/02/19
- メディア: 新書
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