最高の始まり、最悪の終わりのオリンピック、そして本日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦、そしてJリーグと相変わらずサッカーは続いています。今年は浦和レッズがまったくストレスにならないので快適ですね。昨年まではイライラしていてスタジアムなんて行きたいと思いませんでした。きちんとディフェンスを固めて我慢しているゲームを見ると感動すらしてしまいます。
さて、本書はサッカー代理人について書かれたエッセイ集。著者はアルゼンチン生まれの日系三世で6カ国語を駆使する。中村俊輔、長谷部誠、長友佑都などの代理人を務める。しかし残念ながら、本書の内容は一般論であり、ネット上に書かれているようなもので、改めて新しい情報はありませんでした。ロベルト佃氏の仕事内容をもっと臨床感あふれる筆致で書かれたものを期待していたのですが。フィクションの形式をとらなくては難しいのでしょう。『ジャイキリ』あたりに期待しましょうかね。
- 作者: ロベルト佃
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: 新書
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