ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

哲学書と小説(フィクション)の脳の使い方は異なるのか?

 4カ月ほどブログを中断してしまいましたが、どうも哲学書を読んでしまったのが理由のようです。カントなどの哲学書を読むと、小説が読めなくなってしまいます。このブログでは哲学書をあまり取り上げていませんが、たまに読みます。これは数年前にも2カ月ほど中断したときがありましたが、そのときと同じです。

 哲学書って内容がまったく理解できないのですが、ある時、ふと、「理解したい」という思いがむくむくとわき上がって本棚から手にとってしまうのです。しばらく読んで、わからないことがわかると、小説に戻るのですが、何を読んでも愉しくない、という状態に陥ります。

 どうも、読書中の脳の活動部位が異なるような気がします。哲学書を読むと、きわめて論理的に考えるようになるのですが、その脳の癖が残ってる感じです。だから、小説と言うよりも文字から生じるフィクション全般に、それが当てはまります。

 また仕事も忙しくなりましたので、気楽に記録をとっていこうと思います。定期的に読んでいる人などいないと思いますので、これは自分に言い聞かせる意味で記します。