ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

 日本1×4ブラジル

予想通り惨敗でしたね。4時に起きて,NHKでみる。玉田が点を取ったところで興奮。でも,そこまで。前半に1×1に追いつかれ,後半3失点。最後はGKを替えられる始末。とことんダメでしたね。まあしょうがないですよね。勝つためにギリギリの努力を誰もしなかったのですから。
今回のWCで,何ででしょうねえ,どうしてこうなっちゃったんでしょうねえ,と頭をひねってしまいます。なぜ,ジーコがWCまで指揮を執れたのか,または執ることになってしまったのか? どうしようもないことだったのでしょうか? マスコミから公表される情報,あるいは非公式な情報を勘案すると,どう考えてみても,「WCで勝つため」の第一チョイスではなかったことは,新聞などパブリックなものではなかったものの,2ちゃんねるや個人ブログでははっきり結論が出ていました(その根拠はないけどね)。
ジーコの選んだ方法は,よかったのか,悪かったのか,サッカー素人のぼくには判断できません。しかしですねえ,トルシエのときよりもメンバーの能力も経験も高かったわけですよねえ。
それにもかかわらず,アジアカップでは,優勝を勝ち取ったものの,内容は引き分けPKで勝ち抜いたものがあったり,トルシエアジアカップ時よりも悲惨なものでしたよね。トルシエのときは,アラブという完全なアウェイでしたが,ぶっちぎりで勝ち抜いていましたよね。北京のときは,確か,アジアのサッカーのレベルが高かった,中国人からブーイングを受けるなど完全なアウェイだったから苦労したんだ,と無理矢理思わされたような気がします。その後,WCアジア予選での苦戦。これも,ギリギリでしたが,一応取ったということ。その後,コンフェデレーションカップでよいサッカーをしたことが,ジーコの首をつないだわけです。
ホントはこんなことを書くのは好きではないんですけど,誰もが今のままではダメだと,暗い未来が待ち受けていることを知っているのにもかかわらず,誰も止めなかった,誰も止められなかったんですよね。見ていたことを見ていないふりをしていた。これって,いちばんの悲劇(または喜劇)ですよ。