- 作者: 鹿嶋敬
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こういう労働について考えるとき,いつも嘆息してしまうことは,政治の経済界に対する弱腰であること,企業の社会的責任をとらないことですね。企業はもっとリスクを負うべきなのに,リスクを負わないこと,そればかり考えています。リスクと責任のバランスが悪すぎます。その象徴が,派遣社員という存在と精度です。クビにしたいときにいつでもクビにできる派遣社員という企業にとっての非常に都合のよい存在…。
労働するということは,どういうことなのか,労働者を雇うということは,どういうことなのか,根本的に考えてみなくてはならないでしょう。