ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『奇術師』クリストファー・プリースト,早川書房,2004-02(○)

 語り口は読みやすいんだけど,どうもストーリーがよく分からない。最後の方まで読んで,思わず最初から読み返してしまったほど。だから,面白いんだけど,よく分からんという感じ。ベタなSFのようでもありますが,どうとでも解釈できるように書いているんでしょうか。