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hoshi-itsu’s 本にまつわるblog

「ほしいつ」です。海外ミステリが中心のブログです。下書きがなくなってしまったのが悲しい……。

日本ミステリ

『看守眼』横山秀夫、新潮社、2004→2009

横山氏のバラエティ短編集。「看守眼」「自伝」「口癖」「午前五時の侵入者」「静かな家」「秘書課の男」の6編。それぞれ読ませてくれます。とくに、小市民的というか、他人には大した苦悩ではないのですが、本人にとっては大変な苦悩を体感させてくれます。…

『重力ピエロ』伊坂幸太郎、新潮社、2006

本作は伊坂氏の四作目の作品にして出世作。それまでマニア筋に注目を浴びてはいたものの、ミステリファンにまでは浸透していませんでしたが、本作でミステリファンに認知されました。さらに編集担当者がつけたと思われる印象的なオビにより、一般の人々にま…

『13階段』高野和明、講談社、2001→2004

このほど直木賞の候補になった高野氏の江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作。歴代の乱歩賞のなかでも評判が高く、映画化もされています。 傷害致死で2年間服役していた27歳の三上が出所した。しかし、三上の犯罪による損害賠償金のため家族は借金を背負い、決…

『封印再度』森博嗣、講談社、1997

S&Mシリーズ第5作めの作品。岐阜県の旧家の高齢の画家が蔵の中で血まみれで死んでいた。殺人とも思われるが、蔵が密室であったことから自殺にも考えられた。その高齢画家の娘と友人であった西之園萌絵は事件に興味をもつ。昔、その高齢画家の父親も同じよう…

『ブラックペアン1988』海堂尊、講談社、2007、2009

本書はミステリではなく、ある大学病院外科学教室でのドラマです。1988年東城大学総合外科学教室に、帝華大学のビッグマウスの講師の高階が送り込まれてきた。高階は新しい外科器具を用いれば、食道がん手術を今まで以上に簡単に行えると主張し、佐伯教授ら…

『犯人に告ぐ』雫井脩介、双葉社、2004→2007

本作は、雫井氏の5作目の作品。第7回大藪春彦賞受賞、第2回本屋大賞7位、週刊文春(ミステリーベストテン)第1位、2005年度「このミステリーがすごい!」第8位など、大いに評価を受けていたので気になっていましたが、雫井氏の作品は『火の粉』を読んだきりで…

『片眼の猿―One-eyed monkeys』道尾秀介,新潮社,2007→2009

やはり本書は、人間を描くミステリというよりも、あくまでも変格謎解きミステリだと思う。いや、この頃では変格というよりも王道かもしれない。なぜならば、読者をどのようにしてびっくりさせるかを目的にしているミステリだからだ。だから評価できる。 新宿…

『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉,小学館,2010

書店の店頭で、帯の「47万部突破!」に惹かれて購入しました。東川氏の作品ははじめて。大企業の令嬢で刑事の宝生麗子お嬢様が捜査を行い、その執事の影山という若い男が推理をするというパターンの6本の連作短編ミステリ。トリックそのものはオリジナリティ…

『ミステリーの書き方』日本推理作家協会,幻冬舎,2010

ミステリ作家43名がアイデア、プロットの作り方、視点についてなどミステリ小説を執筆するコツを披露したもの。とくに印象に残ったのが東野圭吾氏の「オリジナリティのあるアイデアの探し方」。映画やマンガなどを読むとき、なぜそのように感じたのかを突き…

『粘膜蜥蜴』飴村行、角川書店、2009

飴村氏の第2作目の作品。第1作の『粘膜人間』がやたら面白かったので、こちらも期待。伊藤潤二氏のマンガをそのまま文章にしたような、一種戯画的な文体とキャラクターの立ち具合は相変わらずで、ぐいぐい読者を引き込みます。ホラーと言うよりもギャグで、…

『告白』湊かなえ,双葉社,2008→2010

ミステリとしての評価も高く本屋大賞も受賞したベストセラー。中島監督によるインタビュー形式の解説も面白く、映画も見たくなりました。とにかくリーダビリティが高く、『魔性の殺人』『この町の誰かが』に匹敵するぐらいでした。ミステリと言うよりもリド…

『密室殺人ゲーム王手飛車取り』歌野晶午,講談社,2007→2010

その5名はネット上で知り合っただけで、お互いの顔も声も本名も知らない。彼らは実際に殺人を犯し、連続殺人、アリバイなどの謎を提示し、他のメンバーがその真相を推理しあうという「殺人ゲーム」を始めた。 中途で解説されているように、犯人が分かってい…

『失踪者』折原一,文藝春秋,1998→2001

折原一氏は本当に久しぶり。『冤罪者』以来です。本作もとても10年以上前の作品とは思えないぐらい古びていません。折原作品は次々と復刊されるでしょうね。けど、本作は長かったので、それがちょっと辛かったですね……。 埼玉県の久喜市で起きた二人のOLと短…

『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信,東京創元社,2006

いわゆる、小市民たるべく振る舞おうとする高校2年生の二人の男女を主人公にする小市民シリーズ第2作目の作品。第1作目を読んでいますが全くストーリーの記憶がありません。主人公二人の面影が頭に残っているだけです。本作品は、4本の連作短編の形をと…

『小説家という職業』森博嗣,集英社,2010

森氏の小説家としての方法論と小説家をとりまく出版ビジネスについて書かれたエッセイ集。刺激的ではあるけれど、森氏だからこそだよなあ、森氏しか当てはまらないと嘆息すること多い。森氏は小説を発表する際に、1作目よりも2作目、3作目のほうが面白く…

『敗北への凱旋―連城三紀彦傑作推理コレクション』連城三紀彦,角川春樹事務所,1999

本書は、連城氏長篇第2作目の作品なんですか? 傑作推理コレクションの6作目ですし、すでに直木賞受賞後していたときの作品ですので、初期という感じがしませんでしたが、調べてみて少しオドロキ。 一言でいってしまえば、トンデモミステリ。連城氏がこん…

『おかしな二人』井上夢人,講談社,1993→1996――何度でも読むことができる傑作

気分が落ち込んで、鬱っぽくなり、エネルギーを要することが自発的にできなくなったときに読む本がいくつかある。その多くは、例えば『まんが道』『プレイボール』などのマンガであったけど、今回は既読の本棚に並んでいた本書を手にとった。本書は、井上氏…

『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎,新潮文庫,新潮社,2000→2003――真にオリジナルなデビュー作

新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伊坂氏のデビュー作。以前から興味はあったものの、なぜか出会いがなく、これまで未読でした。 主人公は伊藤という若い男。彼は仙台から遠く離れたところにある牡鹿半島の南に位置する荻島という小島へ、見知らぬ男に案内さ…

『トーキョー・プリズン』柳広司,角川文庫,2006→2009

舞台は第二次世界大戦後の日本。ニュージーランド人の私立探偵エドワード・フェアヒールドが、スガモプリズンで起こった密室の殺人事件を捜査する物語。といっても、収監されている戦犯でかつ記憶喪失のキジマという男が推理するのだけど。また、キジマの戦…

『ユージニア』恩田陸,角川グループパブリッシング,2005→2008

名家に起きた大量毒殺事件を犯人逮捕を経て十年以上の経てから、各関係者が事件について、証言の述べるミステリ。ですが、あまり集中力をもって読まなかったので、何が何だか分かりませんでした。途中、青澤緋紗子について「?」なところがあったのですが、…

『このミステリーがすごい! 2010年版』宝島社,2009

海外ミステリ・ベスト20のうち、既読が『犬の力』『ユダヤ警官同盟』『メアリー-ケイト』、21位以下までみれば『幽霊の2/3』とまあまあ打率良く読んでいますね。今後は、『ミレニアム』『ソウル・コレクター』は文庫で、『バッド・モンキーズ』『泥棒は1ダ…

『厨子家の悪霊』山田風太郎,角川春樹事務所,1997

山田風太郎のミステリ短編集。『厨子家の悪霊』『殺人喜劇MW』『旅の獅子舞』『天誅』『眼中の悪魔』『虚像淫楽』『死者の呼び声』など7編を収録。登場人物の書き込みが少ないため、ちょっとシンプルな感じがしますが、ストーリーはそれぞれ工夫を凝らされ…

『ミステリが読みたい! 2010年版』ミステリマガジン編集部編,早川書房,2009

早川書房が発行する年間ベストミステリ案内ガイドブック。年間集計としては発行が早すぎだろうと呟きたくもなりますが、『このミス』との違いを鮮明にすることで、ミステリファンに対して両方とも購入させることを考えると、当然の発行時期ですね。 それに加…

『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介,新潮社、2005→2008

道尾秀介氏の第2作目の作品。書店をのぞくと文庫でじわじわ売れているようです。 幻想小説と謎解き小説の折衷をいくミステリ小説。文体や世界観などは京極夏彦氏のようでもあり、技巧的なところは折原一氏のようでもあり、トリックそのものは歌野氏のある作…

 『犬はどこだ』 米澤穂信、東京創元社、2005→2008

米澤穂信氏の第6作目の作品。調査事務所〈紺屋S&R〉を主要舞台とした作品で、第1作目の予定のこと。 「私」こと25歳の紺屋長一郎は、仕事のストレスで体調を崩したため、故郷に戻り、犬探し専門の調査事務所を開業した。その準備をしていると、高校時代の…

 『25階の窓』 都筑道夫、新潮社、1982→1988

サブタイトルに「都筑道夫モダンホラー・コレクション」とある25編のショート・ホラー小説集。 「阿蘭陀すてれん」「高い窓」「かくれんぼ」「古いトランク」「燭台」「青信号」「神になった男」「人形の家」「猫の手」「片腕」「髑髏盃」「妙な電話」「超能…

 『キマイラの新しい城』 殊能将之、講談社、2004→2007

殊能将之氏の第7作目の作品にして最新作。珠能先生の作品は、一筋縄ではいかず、肩すかしを喰らわせられます。また、特徴的で魅力的なのは文体なのではないでしょうか。シンプルで全く情緒的ではなく、そのうえ一つの言葉に複数の意味をもっているかのよう…

 『幻の女』 香納諒一、角川書店、1998→2003

ハードボイルド作家の加納諒一氏の出世作となった、第52回日本推理作家協会賞受賞作。発表が1998年なのでおよそ10年前の作品。 弁護士の栖本は、5年前不倫のつきあいをしていたが姿を消した小林瞭子と街中で偶然再会した。その翌日、瞭子は栖本宛の相談の依…

 『象と耳鳴り』 恩田陸、祥伝社、1999→2003

謎解きミステリ連作短編集。収録作は、「曜変天目の夜」「新・D坂の殺人事件」「給水塔」「象と耳鳴り」「海にゐるのは人魚ではない」「ニューメキシコの夜」「誰かに聞いた話」「廃園」「待合室の冒険」「机上の論理」「往復書簡」「魔術師」の12編。 読ん…

 『少女には向かない職業』 桜庭一樹、東京創元社、2005→2007

タイトルから探偵ものかと思いきや、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の流れを受け継ぐいわゆるサスペンスものでした。 13歳の中学二年生の「あたし」こと大西葵は、人をふたり殺した、という告白から始まる。葵は、その殺人の経験から、「殺人者というのは…

『猟犬探偵』 稲見一良、光文社、1994→2006

猟犬を探す探偵「猟犬探偵」竜門卓を主人公にしたハードボイルド・ミステリの短編集。「トカチン、カラチン」「ギターと猟犬」「サイド・キック」「悪役と鳩」の4編を収録。都筑道夫の『くわえ煙草で死にたい』をはじめとする、西連寺剛シリーズにテイスト…

 『誰もわたしを愛さない』 樋口有介、東京創元社、1997→2007

元刑事のフリーライター柚木草平シリーズ第4作目の作品。このシリーズは、主人公柚木草平の軽い性格、バランスの良い正義感、別れた女房と娘とのちょっと複雑な関係など、エンタメ主人公として、ある意味ストライクゾーンにうまくはまっているところが魅力…

 『ひげのある男たち』 結城昌治、東京創元社、1959→2008

結城昌治の処女作。純粋な謎解きミステリ。評判が高かったものの、なかなか手にはいることなく、スルーしていましたが、創元推理文庫で復刊されたものを読みました。 この創元推理文庫の復刊のシリーズは、先日取りあげた『切断』のその一つで、非常に嬉しい…

 『切断』 黒川博行、東京創元社、1989→2004

黒川博行氏の11作目の作品。本作は、謎解きというよりも、警察ミステリ小説。とにかくダークでサイコなので、テイストは折原一氏に似ている。 彼は、ある真夜中、病院に親友して、糖尿病性腎症治療のため入院中の水谷という男の頸動脈を包丁で切断し殺した。…

 『詩的私的ジャック』 森 博嗣、講談社、1997

『詩的私的ジャック Jack the Poetical Private』はS&Mシリーズ第4作目。4つの連続密室殺人という独創的な設定のミステリ。 僕が、森作品を読むのは、『冷たい密室と博士たち』『笑わない数学者』に続いて3作目。そのどれもが、謎解きミステリとしては、…

 『造花の蜜』連城三紀彦、角川春樹事務所、2008

連城三紀彦氏の新作長篇ミステリ。誘拐サスペンスもの。初期の犯罪と犯人像が結びつくような幻想的なシーンに連れて行くような感じはないけど、どこか視点がゆらゆらしていて定まらない、読んでいる内容がが現実なのか、現実の一部分なのか判断できない、不…

 『情状鑑定人』逢坂剛、集英社、1988

逢阪剛氏の初期短編集。「情状鑑定人」「非常線」「不安なナンバー」「都会の野獣」「死の商人」「逃げる男」「暗い川」のサスペンスものを中心にした7編。展開の意外性を追求したようにおぼしいのだけど、描写が少なく厚みがないため、ちょっと上滑りして…

 『覆面作家は二人いる』北村薫、角川書店、1997

単行本の発行が平成3年ということは、今から18年前になる。北村薫氏は今まであまり面白いと思ったことがなったのですが、薄い短編集が読みたいと思って手にとったわけで、そんなに期待していなかったのですが、これがまた上質のコメディで面白く★★★★です。…

『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信、東京創元社、2004

高校一年生の男の子・小鳩君と女の子・小佐内さんを主人公にした連作短編ミステリ。殺人事件ではなく、いわゆる日常の謎を解く物語で、5本の短編が収録されています。校内で女の子のポシェットが消えたので探したり、卒業した先輩が高尚な絵だと言い残した…

『このミステリーがすごい! 2009年版』『本の雑誌 307号』

なんか書籍そのものよりブックガイドばっかり購入している気がする。下記はブックガイド用としてです。■『このミステリーがすごい! 2009年版』Takarajima Books、2008 とりあえず近いうちに読もうかなと思うものは以下の通り。『ディスコ探偵水曜日』『フロ…

『硝子のハンマー』貴志祐介、角川書店、2007(○+)

『黒い家』『青の炎』の作家の日本推理作家協会賞を受賞した本格謎解きミステリ。解説代わりに掲載されていた法月綸太郎氏のインタビューが興味深かったので購入しました。 ある日曜日、港区の十二階建てのオフィスビルの最上階で、会社社長が何者かに撲殺さ…

『笑わない数学者』森博嗣、講談社、1996(○)

森博嗣氏の第3作目の作品。S&Mシリーズ3作目。私が読むのは2作目ですが、クラッシックな謎解きミステリの感が強いですなあ。新しいという感じがしません。だから最低限の面白さは保証されていますね。本作のトリックそのものは、まあミステリをよく読んで…

『ロートレック荘事件』筒井康隆、新潮社、1990→1995(○)

筒井康隆氏の数少ないミステリ小説のひとつ。なんて言ったらよいのでしょうか、今でいうプリーストのような小説です。って、本来は逆ですが。最後まで読んだ後、もう一度、最初から、トリックを確かめてしまいました。ストーリーを紹介したいのですが、設定…

『隠蔽捜査』今野敏、新潮社、2005→2008(○+)

本書は、2006年の第27回吉川英治文学新人賞受賞作。エンタテインメント職人作家・今野敏氏のファンを超えて受け入れられた出世作なのでしょう。私にとっては初めての今野敏氏であります。警察小説の傑作ということで手にとってみました。隠蔽捜査 (新潮文庫)…

『りら荘事件』鮎川哲也、講談社、1958→1992(○+)

戦後からデビューし活躍した謎解きミステリ作家・鮎川哲也の第2あるいは3長篇。鮎川氏の代表作であり、謎解きミステリの年代をこえて読まれるべき傑作でしょう。 というのも、オリジナルのトリックが用いられているからです。このトリックは結構流用されて…

 『誰か ----Somebody』宮部みゆき、文藝春秋、2007(○+)

誰か―Somebody (文春文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/12/06メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 33回この商品を含むブログ (147件) を見る 宮部みゆき氏の現代物。解説で杉江松恋氏がサムスン物に例えていたので手にとりました。…

 『私という名の変奏曲』連城三紀彦、角川春樹事務所、1999(◎)

私という名の変奏曲 (ハルキ文庫)作者: 連城三紀彦出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 1999/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 連城三紀彦氏の長篇ミステリ。初出は1986年発行。恐ろしくも凝りに凝ったシチュ…

 『シャドウ』道尾秀介、東京創元社、2006(◎)

シャドウ (ミステリ・フロンティア)作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/09/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (161件) を見る まんまと作者のミスディレクションにやられてしまいました。うーん、この犯…

 『ZOO 1・2』乙一、集英社、2006(◎)

ZOO〈1〉 (集英社文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 61回この商品を含むブログ (305件) を見るZOO〈2〉 (集英社文庫)作者: 乙一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/05メディア: 文庫購入: 5人 クリ…

 『グロテスク〈上・下〉』桐野夏生、文藝春秋、2003→2006(○+)

グロテスク〈上〉 (文春文庫)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 126回この商品を含むブログ (156件) を見るグロテスク〈下〉 (文春文庫)作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/09メ…