ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

雑誌

『漫画家本SPECIAL スピリッツ本』川崎ぶら (監修), 輔老 心 (著),少年サンデーコミックススペシャル ,2020ーー雑誌の始まりと終わり

私は昔はスピリッツ子だったので,購入しました。勢いのあった創刊から週刊化までのことが多く書かれているのが嬉しい。昔「スピリッツ」が個人的なナンバー1の雑誌だったときがあったので,田舎で売れている「ヤンマガ」のほうが売れていると知ったときはシ…

「特集 2016新書大賞」『中央公論 2016年 03 月号』2016

毎年行われている、新書大賞ですが、すっかり忘れていました。こういうのは、なるべく追っかけておきたいですね。 まあ毎年書いていることですが、最近の新書は読み応えがあるものがなく、もっとある事柄の基礎文献となるものが欲しいです。昔のリメイクでも…

「特集 古代最強の豪族蘇我氏」『歴史読本 2014年 10月号』KADOKAWA/中経出版,2014

特集に惹かれて購入したもの。私は特に歴史好きではないのですが、蘇我氏については、描く人によってキャラも評価も異なるので不思議だったのですよねえ。それだけ資料が残されていないんでしょうねえ。論考を読んでも、資料を集めて読んで類推している感じ…

万歩書店ふたたび――「特集 夢の楽園「万歩書店」で遊ぼう!」『本の雑誌 382号』本の雑誌編集部,本の雑誌社,2015

なんといっても特集の『夢の楽園「万歩書店」で遊ぼう!』ですよね。万歩書店には2007年9月にレンタカーで全部の店舗を回り、あまりのものすごさに酔ってしまいました。それから2回ほど本店に行ってます。仕事で岡山に出張したとき、夜しか時間がもてず、レ…

「特集 華麗なる転職!?」『本の雑誌348号』2012

ちょっと古いけど、この号の特集の初っぱなが、「出版社求人広告徹底調査!」というもの。本の雑誌社のメンバーが鼎談をしているのですが、朝日新聞の毎週日曜日の求人広告は、現在でも常にチェックしている、と述べているのですが、これは私も同じで笑っち…

「発表! 新書大賞2012」『中央公論 2012年 03月号』2012

数年前の新書ブームと言われている頃から始まったと思しきこの企画ですが、ここのところどの新書がよいのか全くわからなくなってしまったので、このようなブックガイドはうれしいものです。新書通67名が厳選したベスト20が挙げられています。それでもあまり…

『月刊アニメスタイル 第6号』グッドスマイルカンパニー,2012

特集は「ノイタミナがひらくアニメの可能性」で『あの花』を中心としたノイタミナの特集。『あの花』の長井・田中・岡田氏のインタビュー+鼎談、プロデューサー、制作デスク、色彩設計、撮影監督などのメインスタッフのインタビュー、『UN-GO』の會川昇・辻…

『月刊アニメスタイル 第1号』グッドスマイルカンパニー、2011/05

「とらドラ!」の特集のための購入。インタビューが中心で、すごい読み応えのある雑誌でした。『アニメスタイル』ってどこかで見たことがあるような…と少し調べてみたら、2号で一度中断していると知って、ずいぶん前に盛岡に杉井ギザブロー氏のインタビュー…

『Cut 2011年 06月号』ロッキング・オン、2011/05

「マクロス、そしていま出会うべきアニメたち――『劇場版マクロス』『あの花』『まどか☆マギカ』を観ろ!」が特集。『Cut』といえばずいぶん昔(20年ぐらい前だろうか)に、たけし、宮崎駿などの特集号を購入して以来です。今回『Cut』がアニメの特集をするほ…

 『科学 2009年 05月号』 岩波書店、2009

特集が「福祉と科学の新しい関係――身体・脳・マシン」というもの。「バリアフリー科学のすすめ」「脳科学からの提案」「脳損傷による知性と感性の乖離」「脳と機械をむすぶ」「人工内耳と脳の柔らかな関係」「バリアフリーとヴァーチャル・リアリティ」「視…

 『フリースタイル 9』 フリースタイル、2009

この雑誌を購入するのは、おそらく2回目。「特集 1979 COMIC REVOLUTION――ニューウェーブという時代」という特集に惹かれての購入です。 内容は、江口寿史氏と浦沢直樹氏、いしかわじゅん氏と村上和彦氏の対談、ニューウェーブ・キイワード事典で、目新しい…

 『週刊 ダイヤモンド 2009年 9/5号』『週刊 東洋経済 2009年 8/29号』

■『週刊 ダイヤモンド 2009年 9/5号』 ダイヤモンド社、2009 特集は「ニッポンの団地―都会の限界集落化に歯止めをかけろ!」というもの。興味のあったテーマ。ビジネス系の雑誌は、新書のようにワンテーマ・ビジュアルで見せてくれるので有り難いです。 個人…

 『ミステリマガジン 2009年 06月号』 早川書房、2009

発行からずいぶん過ぎてしまいましたが、『ハヤカワミステリマガジン2009年6月号』の座談会「翻訳ミステリ応援団!」が興味深い内容でした。これは隔月連載のようで、田口俊樹氏と北上次郎氏がホストとなって、ゲストとして第1回は書評家、第2回は翻訳家な…

 「内なる目としてのメタ認知―自分を自分で振り返る」 丸野俊一編 『現代のエスプリ no. 497』 至文堂、2008

メタ認知とは、「認知についての認知」と定義される。この特集は、その基礎的な知識から、教育現場におけるメタ認知の育成の方法まで、幅広くとらえられている論文集。その内容は専門用語が多く難しいので、興味のあるものだけ流し読みです。 とくに興味深か…

 『季刊S (エス) 2009年 07月号』飛鳥新社、2009-06

アニメ『とらドラ!』の監督の長井龍雪さんとキャラクターデザイン・総作画監督の田中将賀さんのインタビューを立ち読みしたところ、あまりにも素晴らしい記事でした。インタビュアーが『とらドラ!』をきちんと理解し、ファンが知りたいところを的確に聞い…

『このミステリーがすごい! 2009年版』『本の雑誌 307号』

なんか書籍そのものよりブックガイドばっかり購入している気がする。下記はブックガイド用としてです。■『このミステリーがすごい! 2009年版』Takarajima Books、2008 とりあえず近いうちに読もうかなと思うものは以下の通り。『ディスコ探偵水曜日』『フロ…

『週刊東洋経済 2008年10月25日号』「特集 家族崩壊」

http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/detail/BI/9c262e5c81efd57f6bb961065a94266f/ 書店にバックナンバーがあったので購入。発行時に買い忘れたもの。主に労働の側面から起こる家族崩壊について解説しています。 4つの側面として、1.非正規雇…

『スポーツ・グラフィック ナンバー』715号

11月1日のヤマザキナビスコカップ:決勝の大分 vs 清水は、テレビで見ていましたが、よかったですねえ。双方のチームともから、サポーターからも、緊張感が伝わって、ゲームセットの笛を聞いたときは、感動に少し震えてしまいました。 大分のゲームを見たこ…

『日経メディカル オンライン』

これも上記雑誌のランキング記事で3位だったネタ。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/editors/200611/501772.html 2006. 11. 7 【Cadetto通信◆vol.5】 医師の時給はたった708円? 「朝は7〜8時に出勤で、日付が変わる前に帰れる日なんてほ…