ミステリを読む 専門書を語るブログ

「ほしいつ」です。専門書ときどき一般書の編集者で年間4~6冊出版しています。しかしここは海外ミステリが中心のブログです。

『心の仕組み――人間関係にどう関わるか〈中〉』スティーブン・ピンカー, 椋田直子・山下篤子,NHK出版,1997→2003

 ようやく中巻が読み終わりました。外界からの刺激やそれと結びつく脳の機能、そして人間の心の中の現象を対比させることで、例えば、言葉から意識・心が生まれたと仮説するように、心の仕組みはどうなっているのかを導きだそうとしています。本巻では、外界からの刺激として、第四章 心の目――網膜映像を心的記述に転じる、第五章 推論――人は世界をどのように理解するか、第六章 常道――遺伝子の複製を増やすために、として解説しています。

心の仕組み~人間関係にどう関わるか〈中〉 (NHKブックス)

心の仕組み~人間関係にどう関わるか〈中〉 (NHKブックス)