著者はTBSテレビの番組の「クレージージャーニー」でゲストの一人です。この番組は毎回見ていて,このゲストの本って読みたくなりますよね。丸山ゴンザレス氏でも,他の冒険者でも。何でですかね。番組を見ていると,一部しか見せてくれない,もっと見たいのに,という気分にさせてくれるからですかね。しかし,本書も同じ感じがして,これだけではない,もうちょっと詳しくみたいな,という気分にさせてくれます。それは,また民俗学や文化人類学,はたまた心理学などの領域なんでしょうね。
調べてみたら,ネット上では非常に評価されているHPで,いわゆるネット本の1つでした。第2弾が出版されたところをみると,第1弾でペイできるぐらいは売れたのでしょうか。編集者としては,ネット発の書籍でも成功した企画の1つとしても興味深いです。ネット発の書籍は販売が難しいんですよねえ……。