一言でいえば傑作です。Jリーグに興味をもっている人には必読というか、一気に読まされてしまうだろうと思います。
読んでいて始終感じたのは、やっぱり溝畑氏のやり方は間違っていたのではないだろうか、という問題というか、違和感です。
「物事」を成し遂げるために、このようなやり方があるのもわかるし、やってしまうのもわかります。そしてそれを評価する人も、評価しない人も、利用している人も、嫉妬している人もいることがわかります。ネガティブな結果を招く可能性が高いのだから、説明しなかったでしょうか。
とまあ、いろいろ考えさせるノンフィクションです。
爆走社長の天国と地獄: 大分トリニータv.s.溝畑宏 (小学館新書)
- 作者: 木村元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: 単行本
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