台湾が舞台の私立探偵小説。作者は台湾を代表する劇作家で,本書は小説のデビュー作。緊密なハードボイルドミステリというよりも,『疑り屋のトマス』やパーネル・ホールのスタンリー・ヘイスティングズ・シリーズに近い。つまり,主人公の独白が多く,しかもそれがストーリーとは関係がない。それを面白がれるかどうかがポイントだろう。それで,僕は合わなかった。退屈で飛ばし読みをせざるを得なかった。というわけで,☆☆☆である。
台湾が舞台の私立探偵小説。作者は台湾を代表する劇作家で,本書は小説のデビュー作。緊密なハードボイルドミステリというよりも,『疑り屋のトマス』やパーネル・ホールのスタンリー・ヘイスティングズ・シリーズに近い。つまり,主人公の独白が多く,しかもそれがストーリーとは関係がない。それを面白がれるかどうかがポイントだろう。それで,僕は合わなかった。退屈で飛ばし読みをせざるを得なかった。というわけで,☆☆☆である。